研究課題/領域番号 |
13610619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
独語・独文学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
谷川 道子 (鷲山 道子) 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (50038501)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | ブレヒト / 現代演劇 / 表象文化 / ハイナー・ミュラー / ドイツ演劇 / ドイツ / 日本独文学会 / 千田是也 / パクオーシング・アーツ / 演劇 / 舞台芸術 / 国際研究者交流 / ドイツ:アメリカ / ピナ・バウシン / パフォーマンス / ピナ・バウシュ |
研究概要 |
平成13-15年度科研費:基盤研究(C)(2)の私の研究実績はすでに報告済みであるが、その具体的なひとつの研究成果として、本報告書「ブレヒト演劇の射程に関する研究」を提出する。これは長年の懸案であった我がブレヒト論の集大成である。現代演劇、ひいては現代表象文化におけるブレヒトの位置の重要さはいまさら繰り返す必要はないと思われるが、しかし日本においてブレヒト論、あるいはブレヒト研究書は1970年代でひとまず終了した感があって、この間に出版されたのはわずかに1988年に刊行された私の『聖母と娼婦を超えて--ブレヒトと女たちの共生』のみであったと言っても過言ではなかろう。これは女性たちの側から光をあてて新しいブレヒト像を打ち出そうとした画期的な書であったと思うが、私自身それを受けて、きちんとしたブレヒト論をまとめる責任と思いを感じていた。それがやっとここで形になったものである。
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