研究課題/領域番号 |
13610690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
日下 みどり 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (70253523)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 漫画文化 / サブカルチャー / 漫画批評 / 中国漫画文化 / アジアの漫画文化 / 香港漫画 / 漫画評論 / 漫画文化研究 / 世界への日本文化の発信 / 台湾漫画 / 中国漫画 / 新漫化 / 連環画 / 諷刺漫画 / 中国語圏漫画 / 台湾少女漫画 |
研究概要 |
日本の「マンガ」は今や世界で認められており、文化輸出としては最大の領域となっている。これらのマンガ文化が世界に出て行くとき、それは各国でどのように評価され、受け入れられているのであろうか。この問題について、中国語圏地域(中国大陸・香港・台湾)にポイントをしぼり、それぞれの地域での日本マンガの影響及び受け入れ状況を調べるのが本研究の目的である。 13度から14年度にかけては収集した資料の整理と分類を行い、とりわけ中国・台湾・香港各地域における漫画研究・漫画批評に関する文献に重点を置いて収集した。 大きな成果としては、14年度に発行した『漫画学入門』が挙げられる。これは報告者が全学教育で行っている授業でテキストとして使う為、漫画に関する総合的な研究をまとめたものである。この中では「漫画の歴史」、「漫画作家紹介」、「作品研究」、「マンガの表現」、「アメリカン・コミックについて」、「中国漫画について」等の章を設け、解説を行った。15年度はそれまでの成果をふまえ、台湾・中国での漫画批評・評論を各新聞、雑誌などから集めて翻訳し、報告書として纏めた。こういった作業は国内では初めてであり、今後の漫画文化研究に対して極めて有益であると考えている。
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