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漁業管理政策と漁家の意思決定に対するポスト・オーストリアン・アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 13630069
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済政策(含経済事情)
研究機関鹿児島大学

研究代表者

佐久間 美明  鹿児島大学, 水産学部, 助教授 (30242936)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード漁業管理 / オーストリア経済学 / 意思決定 / 漁家 / 漁民 / オーストリア学派 / 環境資源経済学 / 不確実性 / オーストラリア学派
研究概要

オーストリア学派の経済学では、方法論的個人主義が徹底している。主流派経済学のように、各経済主体がベネフィットを最大にし、コストを最小化するといった仮定を設けて分析を進めるのではない。各経済主体が市場メカニズムの中で自らの行動により情報を獲得し、それをもとにしてあらたな意思決定を行っていくプロセス全体を対象に検討を進めていくのである。
また、オーストリア学派の経済学では、主観主義が重視されており、ベネフィットやコストは主観的なものであって、第三者にとっては測定不可能であるという想定がなされている。これは、漁家の意思決定を考える際にはひときわ重要であり、漁業者は、結果的に非効率な行動を取ってしまうことも多いが、試行錯誤によってあらたな意思決定を行い、資源と市場の動向に応じた経営行動を探索していく。あらかじめ決められた戦略に基づく意思決定よりも、行動で獲得された情報による意思決定が重要である。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐久間美明: "技能・技術展開方向の理想と現実"アクアネット. 5・4. 82-84 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 佐久間美明: "香川県における「底曳網漁業の中間技術」"アクアネット. 6・2. 86-88 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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