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海外直接投資の規定要因としての進出先国におけるカントリーリスクの影響度

研究課題

研究課題/領域番号 13630131
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関北海道大学

研究代表者

井上 久志  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00261272)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード海外直接投資 / カントリーリスク
研究概要

本研究では、わが国企業が対外直接投資(FDI)の形で海外進出する際に、投資相手国の如何なる要因を、とりわけ、経済面での脆弱性、社会面での不安定性、政治面での不確実性などといった所謂カントリーリスク要因を、重要視していたかを、種々の統計資料の解析を基本に解明しようとしたものである。
分析の骨子は、(1)日本企業によるFDIのマクロ経済的要因、(2)日本企業によるFDIの企業内(財務)要因、(3)日本企業によるFDIと国際貿易、(4)国際資本移動(形態別)におけるカントリーリスクの反映度合、(5)業態別FDIにみるカントリーリスクの影響度:JBRI格付分析、(6)業態別FDIにみるカントリーリスクの影響度:各国別分析などである。それぞれのテーマにおいて、約30の開発途上国をサンプルとし、また分析期間として1990年前後を主に対象としている。分析手法としては、多重回帰、主成分分析などの多変量解析手法を用いた。
わが国企業によるFDIにあっては、カントリーリスクに対する配慮が余りなされていないこと、とりわけ政治リスクに対しては殆ど考慮されていないこと、また投資規定要因について業種毎に大きなバラツキが見られることなどが知られた。前者からは、グローバル化時代におけるFDIに関わる投資リスクの(特に政治リスクを中心とした)評価システムを構築することの緊急性が示唆された。また、後者からはこの種の研究に際しては個別産業部門毎の分析研究が必要なことが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 井上久志: "我が国企業の海外直接投資における投資受入国の規定要因"経済学研究(北海道大学). 52. 325-352 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] INOUE,Hisashi: "Determinant Factors for Japanese Foreign Direct Investment in Less Developed Countries"Economic Studies. vol.52. 325-352 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 井上久志: "わが国企業の海外直接投資における投資受入国の規定要因"経済学研究(北海道大学). 52. 325-352 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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