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循環型資源利用を促進する企業間関係の経営学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13630150
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関東洋大学

研究代表者

柿崎 洋一  東洋大学, 経営学部, 教授 (40120331)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード循環型社会 / 循環型資源利用 / 企業間関係 / 環境ネットワーク / 環境コミュニケーション / 環境報告書 / 環境保全ネットワーク / 環境経営
研究概要

本研究では、循環型杜会の企業における環境経営の原理を循環型資源利用の促進という視点から明らかにした。具体的には、企業間関係の経営学的研究の成果を踏まえて、環境ネットワークにもとづく環境経営の原理を環境コミュニケーションによって理論化した。
1.企業間関係の視点からは、企業グループ内の環境保全を徹底し、その評価を精緻化しようとする試みのほかに、グループ以外の企業やNPO、NGOとの連携を深める傾向が強まっていることを明らかにした。
2.循環型杜会の基本理念から、企業グループという発想から、ネットワークという広域的で、多様な連結を思考する環境対応へと変化していることも理論的・実証的にも示された。
3.このような環境ネットワークが大きな役割を果たす段階では、環境責任主体の間のコミュニケーションが重大な課題となることも明らかにされた。
4.循環型社会の基盤となる環境コミュニケーションでは、環境報告書が有力な手段となっている。わが国の環境報告書について分析した結果、単なる情報公開機能からコミュニケーション機能への進化が必要であることを指摘した。
以上の成果を展開すると、環境パートナーシップへの行動論的な研究が循環型杜会の発展に不可欠であると結論づけられた。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 柿崎 洋一: "企業間関係の経営活動に関する一考察"経営論集. 54号. 147-161 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] (共著)小松章編著: "ライフスタイルマネジメント"文眞堂. (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] youichi, kakizaki: "The Role of the Management in Inter-Firm Relationships"Keieironshu. vol. 54. 147-161 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 小松 章編著(共著): "ライフスタイル・マネジメント"文眞堂. 202 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 柿崎洋一: "企業間関係の経営活動に関する一考察"経営論集(東洋大学経営学部). 54号. 147-161 (2001)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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