研究課題/領域番号 |
13640268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
櫻井 博儀 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (70251395)
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研究分担者 |
青井 考 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (00311647)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 不安定核ビーム / 入射核破砕反応 / 中性子過剰核 / γ線核分光 / 核の安定性 / 集団性 / 破砕反応 |
研究概要 |
平成13年度から14年度に渡り、我々の開発した不安定核ビーム破砕反応法を強化する取り組みを行い、主に以下の2点について成果を得た。 1.「不安定核ビーム開発と新同位元素の発見」 N〜20近傍の中性子過剰な領域から、未知のN=28領域へと研究対象を拡大するためには、一次ビームとして、^<48>Caが有効であり、このビームの大強度化が必要であった。理化学研究所でのビームの加速スキームが大きく変更され、従来のビーム強度に比べ約100倍のビーム強度が得られる見通しがつき、この強力な一次ビームを用いて不安定核ビームの開発を行った。この結果、新同位元素として^<34>Ne、^<37>Na、^<43>Siを発見し、^<33>Ne、^<36>Na、^<39>Mgは非束縛核であることが判った。また、^<43>Siの粒子束縛性からシリコン同位体でのN=28の「魔法数の破れ」を示した。この結果は学術雑誌に発表し、記者発表も行っている。 2.「励起準位の寿命測定法の開発」 不安定核ビーム破砕反応法の弱点を克服するために、励起準位の寿命を直接測定し、そこから遷移確率を調べ、スピン・パリティを決定する方法、ドップラーシフトアッテネーション法(DSAM)とリコイルシャドゥ法(RSM)である。本研究期間内では、開発に適した軽核^<12>Be、^<16>Cについて実験を行った。RSMによる結果から、^<16>Cの寿命は異常に長いことがわかった。これらの新しい試みは、引き続き科学研究費補助金・基盤研究(A)(15204017)でご支援を頂いている。
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