研究課題/領域番号 |
13640280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
堀内 昶 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60027349)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 分子軌道 / 魔法数 / 超変形 / 分子構造 / ^<16>O-^<16>O / α-^<16>O / α-^<40>Ca / 励起回転帯 / 中性子過剰核 / クラスター構造 / AMD / 平均場 / 分子状態 / α凝縮 / ^<40>Ca-α型クラスター構造 / ^<16>O-^<16>O構造 / 負パリティ状態 / ドリップ線 / 破砕反応 / 入射エネルギー依存症 |
研究概要 |
本年度は最終年度であるので、昨年までの研究を整理し、将来に向けての研究の推進をはかった。以下にテーマ毎に概要を記す。 (1)^<12>Beの研究。(論文掲載) 他のBeの同位体の同様に基底状態近傍では2α芯の周りの分子軌道の描像が支配的だが、励起状態には中性子が単一のαクラスターに束縛されて原子軌道的描像の良いものが存在する。 (2)N=20魔法数の乱れ。(論文掲載決定) ^<32>Mgや^<30>Neでは中性子のpf軌道が低く下がり2p2hの構造が基底回転帯では支配的である。4p4hの回転帯も低い励起状態として現れ、それは^<30>Neではα-^<16>O的な陽子密度分布を持つ。又,負パリティ回転帯も低い励起状態として現れる。 (3)^<32>Sの研究。(論文掲載決定) 超変形励起回転帯が^<16>O-^<16>Oの分子構造を持つことを確かめた。 (4)^<44>Tiの研究(論文投稿) 超変形状態群とα-^<40>Ca状態群の共存を示した。
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