研究課題/領域番号 |
13640297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
赤間 啓一 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (10105885)
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研究分担者 |
赤羽 明 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (40049846)
勝浦 一雄 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (30049861)
向田 寿光 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (50286093)
稲見 武夫 中央大学, 理工学部, 教授 (20012487)
服部 孝 神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (60104494)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | brane world / brane induced gravity / soliton / Gauss-Codazzi-Ricciの方程式 / naturalness bound / compositeness / scale invariance / 弦理論 / Brane World / brane geometro-dynamics / dipole moment / 非可換非線形シグマ模型 |
研究概要 |
brane world上のinduce field theory、あるいは一般のfield theoryについて次のような新しい知見を得た。(1)高次元時空のsolitonによって局所化したbrane world上の幾何学的な場、solitonのゆらぎの場、 solitonに閉じ込められた物質の場などの場の理論を量子論的に導いた。(2)Non-abelian gauge theoryにおいて、漸近自由性が破れる場合はinduced gauge theoryと解釈できるという相補性を導いた。繰り込み可能な理論に複合性条件を課して得られるInduced field theoryの複合粒子の結合定数はスケールとともに変化せず厳密に一定であるという性質を見出した。(3)naturalnessの仮定に基づいて、基本fermionのnew physics由来のdipole momentに対する一般的boundを導き、実際の観測結果に適用した。(4)3次元の非線形シグマ模型を非可換場の理論へ拡張し,ソリトン解の構成,モジュライの性質,ソリトンの低エネルギー散乱に関して,幾つか新しい結果を導いた。(5)4次元および2次元の反可換でない超空間上の超対称なCP(n)非線形シグマ模型を構成することに成功した。(6)SU(3)xSU(3)xU(1)模型の現象論的な性質を調べた.(7)ランダム磁場イジング模型に対し、レプリカ法を使わない解析により、レプリカ法の結果を吟味した。(8)マージナルな結合定数がつくるくりこみ群方程式を、次元をεずらしたくりこみ群方程式と関連づけ、両者を同時に解析できる場合があることを見いだし、いくつかの例を示した。
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