研究課題/領域番号 |
13640451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
家森 俊彦 京都大学, 理学研究科, 教授 (40144315)
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研究分担者 |
能勢 正仁 京都大学, 理学研究科, 助手 (90333559)
荒木 徹 京都大学, 理学研究科, 教授 (50025433)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | エールステッド衛星 / 内部磁気圏 / 電流構造 / SuperDARN / net field-aligned current / 地上磁場変化 / 極域HFレーダーデータ / 極域電離層 / 沿磁力線電流 / 磁気圏構造 / 地方時依存性 |
研究概要 |
(1)エールステッド衛星による最新の観測データを、ネットワークを用いてデンマーク気象研究所から転送しワークステーション上にデータベース化した。(2)磁場観測データを解析するためのソフトウェアを作成した。ソフトウェアは、過去の研究過程で作成されたプログラムを改良・移植するほか、新たに内部磁気圏電流モデルとそれによる地上磁場変化を計算するソフトウェアを作成した。(3)これまでに蓄積された人工衛星磁場観測データのうち、DE-1衛星磁場観測データを解析し、磁場・電流構造を定量的に解析した。(4)地上磁場データから沿磁力線電流を推定した。(5)家森と荒木、能勢がH13年8月にハノイで開催されたIAGA-IASPEI合同科学大会に参加し、これまでの研究結果を発表した。 (6)中低緯度におけるエールステッド衛星磁場観測データから、極域電離層に出入りする"net field-aligned current"の地方時分布を求めた。その結果、正午前に流入し、真夜中前から流出していることが確認された。(7)DE-1衛星磁場観測データ解析からも、昼間側から流入し、夜側から流出する"net field-aligned current"の存在を確認することができた。(8)電離層レベルでの電流構造と物理を今後更に詳細に調べるために、SuperDARN極域HFレーダーデータの整備を行った。(9)平成14年9月にデンマークで開催された第4回エールステッド科学会議に家森が出席し、上記成果を発表した。平成15年4月のEGS-AGU-EUG合同会議にも家森が出席し発表した。
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