研究課題/領域番号 |
13650068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
工学基礎
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
角田 譲 神戸大学, 工学部, 教授 (50031365)
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研究分担者 |
長坂 一朗 (長坂 一郎) 神戸大学, 文学部, 助教授 (10314501)
菊池 誠 神戸大学, 工学部, 助教授 (60273801)
田村 直之 神戸大学, 工学部, 助教授 (60207248)
田浦 俊春 神戸大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (00251497)
下嶋 篤 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 助教授 (40303341)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 情報の流れ / 抽象設計論 / 不確定分類 / 不確定集合論ZF^± / 設計論 / 数理論理学 |
研究概要 |
・情報の流れの概念をBarwise-Seligmanのチャンネル理論とは異なる条件射の概念を使用して直接的に定義し、それがBarwise-Seligmanのチャンネル理論のそれと同値であることを示した(完全性、健全性の証明) ・上記の結果により、情報の場における欲求あるいは要求の理論による分類と実体の挙動による分類への定立された情報の流れを理想的な生産と見て、その流れを覆うチャンネルを設計とみなすことにより、実体概念、実体のイメージ、実体の機能、実体の属性などを定義することができ、それらの間の関係を捉える図式を得た。 ・通常の分類では、我々の知識の分類の不完全さを捉えることができないので、理想的な設計論ではなく経験に根ざした設計論を記述することが出来ない。そのために、不確定分類の概念を導入して、それに基礎をおく抽象設計論を展開して、上記と同様の結果を得た。 ・不確定の概念をより根本的に考察するために、"不確定に属する"という概念を持つ集合論ZF^±を形式化し、そのZFからの無矛盾性を得た。 ・抽象設計論の枠組みに教育を当て嵌めることにより、ブルームによるタキソノミーによる教育を数理的に表現した。 ・多様分類の概念を設計論における"共創"の概念を数理的に厳密に展開するために導入し、それに関する情報の流れの理論を展開している。
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