研究課題/領域番号 |
13650099
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
樋渡 洋一郎 東北学院大学, 工学部, 助教授 (30048813)
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研究分担者 |
星宮 務 東北学院大学, 工学部, 教授 (40118336)
遠藤 春男 東北学院大学, 工学部, 教授 (20137582)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 光音響映像法 / 光音響顕微鏡 / 孔食 / 表面局部欠陥 / 浸せき試験 / 非破壊検査 / 電気化学的測定 / 電気化学的測定法 |
研究概要 |
本研究においては、実際の孔食を非破壊的に検出するために、光音響顕微鏡を用いて、その光音響像と位相像を評価、解析することを目的としている。アルミニウム平板に浸せき試験により生じた実際の孔食を光音響法(PAS)により映像化し、深さなどの情報を光音響信号強度から推定することを課題として研究を行った。具体的には、0.001mol〜1molの濃度の塩化ナトリウムあるいは塩化マグネシウムを別個に含むエタノール水溶液中に、純アルミニウム平板を144時間浸せきしたもののSEM写真と変調周波数fを90、180、360Hzの3種類で測定した光音響(PAM)像と位相の振幅像の信号強度の検討も行った。なおここで、エタノール水溶液の濃度は、20%おきに20〜80%で行った。その結果、光音響像と位相の振幅像の信号強度が表され、位相の信号分布より孔食が深くなるにつれて、位相の振幅像を得ることが出来た。本研究の備品として科学研究補助金で購入した、試料移動用に装置であるリニアモーターステージを光音響顕微鏡装置に組み込み、さらに、ソフトウェアの"LabView"を導入して測定系全体の自動化したものに改良を行った。また、以上の研究に加えて、本研究者らは内部欠陥の映像化を行うために、光音響顕微影像法による枝分かれ複合欠陥の欠陥検出と円筒型内部欠陥の映像化も行った。このように実際の孔食のその光音響像と位相像を評価、解析することが出来、国内の学会国内の学会では、日本機械学会年次大会などで発表し、仙台の国際会議(APCFS & ATEM'01)及び国際会議(Optical Engineering for Sensing and Nanotechnology (SPIE) ICOSN' 01)等で発表し、良い成果が得られた。
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