研究課題/領域番号 |
13650299
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電気機器工学
|
研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
奈良 宏一 茨城大学, 工学部, 教授 (80113710)
|
研究分担者 |
三島 裕樹 茨城大学, 工学部, 助手 (50312773)
佐藤 泰司 茨城大学, 工学部, 助教授 (80344836)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2003
|
研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
|
配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 分散型電源 / 系統連系要件 / 配電系統 / 電力系統 / 最適運用 / 最適設備計画 / 分散型電力貯蔵装置 / タブー探索 |
研究概要 |
本研究では、多数の分散型電源が接続された電力系統の最適な運用方式と分散型電源が接続されても安定して良質の電力を供給可能な新しい電力系統構成計画手法に関する研究を行い、以下のような研究成果を得た。 1.現状の電力系統に多数の分散型電源が導入された場合の運用手法の開発 (1)多数の分散型電源が接続された配電系統の、線路損失の観点からみた最適な負荷切替手法に関し、三相平衡として直流法で計算する簡易手法、交流法潮流計算による詳細手法、三相不平衡を考慮可能な三相潮流計算手法の3種類の手法を開発した。 (2)多数の分散型電源を含む配電系統の配電線電圧への影響評価手法を開発し、影響評価を行うと共に、分散型電源の無効・有効出力制御による影響軽減効果を明らかにした。 (3)分散型電源を含む電力系統の電圧安定性からみた最適な系統構成手法を開発した。 2.多数の分散型電源を接続可能な新しい電力流通システム(FRIENDS)の開発 (1)需要家の停電損失を評価指標とし、タブー探索を用いた新しいFRIENDSの最適計画手法を開発した。 (2)FRIENDSの事故時の運用において、パーティクルスワーム最適化法を用いて、停電損失が最小となるような分散型電力貯蔵装置の最適運用方式を開発した。 (3)上記の他に短絡容量等の運用条件も考慮可能なFRIENDSの最適ネットワーク構成手法を開発した。
|