• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

各種電気設備により電源線に生じる雑音の発生位置探索に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13650327
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 電力工学・電気機器工学
研究機関熊本電波工業高等専門学校

研究代表者

下塩 義文  熊本電波工業高専, 教授 (80099887)

研究分担者 三好 正純  熊本電波工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80110162)
山本 直樹  熊本電波工業高等専門学校, 情報通信工学科, 助教授 (70259969)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード電源線インピーダンス / 電源線ノイズ
研究概要

電気機器から発生する雑音の位置探索を目的としている.そのために初年度は,準備段階で行ってきた各種電気機器の電源線から見たインピーダンス特性の明確化と雑音信号伝達特性の明確化を目的に,以下の二つの検討を行った.(1)商用電源印加時の時間に対する各種電気機器における電源線から見たインピーダンス特性の変化を測定した.その結果,白熱電球,蛍光灯,電気毛布等の数種類の家庭電化製品について,インピーダンスの時間変化特性を得,60Hzの周期に応じてインピーダンス特性が変化していることが把握された.また,それらの等価回路を導出した.引き続き,種類を増やして等価回路を導出する予定である.また商用電源印加時と非印加時のインピーダンス特性を検討する予定である.なお,この測定のために安定した交流電源を要するため交流安定化電源の導入を行った.(2)次に,各種電気機器を表すインピーダンスを電源線回路に挿入したときの雑音信号伝達特性を検討した.電気機器のインピーダンスとしては,文献から得られた冷蔵庫,白熱電球,テレビジョン,コタツに対する等価回路を用いた.その結果,接続されるインピーダンスの特性が重畳して全体の特性として現れることが確認された.つまり,電源線回路では電気機器が並列に接続されるため,発生した雑音は電気機器を通過するごとに,そのインピーダンスの影響を受けることが明らかとなった.今後は,分岐のある電源線回路における雑音信号伝達特性および,電源線の接地インピーダンスも考慮した総合的な雑音信号伝達特性を明らかにする予定である.

報告書

(1件)
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi