研究課題/領域番号 |
13650385
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・機器工学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
榎本 忠儀 中央大学, 理工学部, 教授 (10245988)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 中断法 / 動きベクトル検出 / マルチステップ中断法 / 消費電力 / 差分絶対値和回路 / メモリLSI / CMOS / 低消費電力技術 / 動画像圧縮 / CMOS技術 / 固体撮像素子 / 動きベクトル / メモリ / マイクロプロセッサ |
研究概要 |
(1)アルゴリズムの開発 これまでに開発した「中断法動きベクトル検出アルゴリズム」の特性を解析したところ、所望の動きベクトルの約50%が従来の探索範囲の1/2以下で検出できることがわかった.この特性を利用して、狭い探索範囲で第1回目の動きベクトル検出を実行し、動きベクトルが検出された場合、探索を終了し、検出されない場合、第2回目、第3回目・・・第n回目の探索を実行する「マルチステップ中断法MEアルゴリズム」を開発した.この結果、検出速度を従来方法の50倍以上高速化することができた. (2)LSIの性能 上述した「マルチステップ中断法MEアルゴリズム」にサブサンプリング法、低ビットアルゴリズム、等を併用することにより、処理速度をさらに(4倍以上)に高速化することができた.この結果、プロセッサの中心である動きベクトル検出回路の消費電力を100uW(1/100,000)以下に削減できることがわかった. (3)LSIの設計・試作・評価 「マルチステップ中断法MEアルゴリズム」をハード化するための各種回路(動きベクトル検出回路・差分絶対値和回路、メモリLSI、等)を0.18-um CMOS技術を用いて設計した.2004年度初期にVDECによりLSI試作が完了するので、2004年度中にLSI評価を行う予定である.
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