研究課題/領域番号 |
13650392
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
平沢 一紘 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (90114123)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | スロットアンテナ / 矩形キャビティ / 広帯域アンテナ / 寄生スロット / 十字ループスロット / S型スロット |
研究概要 |
矩形キャビティ付き半波長スロットアンテナのインピーダンスの周波数帯域は、約5%であるため、広帯域のスロットアンテナが望まれている。 1年目は、給電半波長スロットに2素子の寄生スロットを付け、インピーダンスの広帯域化を試みた。その結果、キャビティの大きさをこれまでと同じにして、約11%の帯域を得ることができた。これは、矩形キャビティ付き半波長スロットアンテナの約2倍の帯域であり、今年度の目標である10-15%の帯域に達することができた。 2年目は、さらに広帯域のスロットアンテナを実現するため、十字型ループスロットを考えた。キャビティの大きさを昨年より小さくし、17%の帯域を得ることができた。今年度の目標である15-20%の帯域に達することができ、同時にキャビティの小形化も実現できた。 3年目は、目標である20%を超える周波数帯域を持つスロットアンテナ形状をいろいろ考え、数値計算を試みた。その結果、23%の周波数帯域を持つS型スロットアンテナを見付け、実験によりその特性を確かめた。 2年目に、17%のインピーダンス帯域が得られた十字ループスロットアンテナは、円偏波放射アンテナとして使える可能性があると考えていた。本年度の目標である周波数帯域20%が達成できたので、この十字ループスロットアンテナの円偏波放射の可能性を調べた。その結果、スロットの周囲長とスロット上の短絡位置を変えることにより、周波数帯域は狭いが、良好な円偏波が放射でき、同時に、インピーダンスの整合が取れることを確かめた。
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