研究課題/領域番号 |
13650611
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
長谷川 寿夫 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (60002036)
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研究分担者 |
友澤 史紀 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50211404)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | RC建築物 / 改修 / 外断熱工法 / 耐久性向上 / 長寿命化 |
研究概要 |
1.既存外断熱改修技術の現状と問題点の調査 現在、外断熱改修施工を実施している会社に、現状の施工方法の内容調査と技術的な問題点・課題をアンケート調査して、これらの改善点について把握した。 2.既存内断熱・外断熱RC造躯体コンクリートの乾燥程度の把握 既存建物数棟の躯体コンクリートの乾燥程度を水分計により室内側および屋外側から測定し、断熱方法と断熱工法によるによる乾燥程度の差を把握した。 3.モデル壁体による躯体コンクリートの乾燥程度の把握 RC造躯体コンクリートの内部の鉄筋付近の乾燥程度を測定するために、躯体コンクリートの壁モデルを作成し、外断熱工法施工後の含水率の変化を継続的に測定し、部材・部位による雨水の掛かり方等による含水率の違いについても把握した。 4.既存建築物等に対する外断熱施行後の長寿命化の検証 新築および既存建築物に対して各種の外断熱工法を施工したことによる躯体の長寿命化効果を実験的に検討した。外断熱施工による躯体コンクリートの中性化の進行の抑制程度を明らかにした。また、外断熱施工後の躯体コンクリートの乾燥状況を把握し、躯体が乾燥していることによる中性化後の鉄筋の発錆抑制効果についても実験検討を加えている。
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