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身体的弱者の安全性・居住性からみた扉および開口部の評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13650620
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 建築構造・材料
研究機関東京工業大学

研究代表者

三上 貴正  東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (70181857)

研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード身体的弱者 / 安全性 / 通りやすさ / 扉 / 評価方法 / 評価 / 開口部 / はさまれ時 / 衝突時 / 視認性 / 把手 / 通行性 / 操作性 / 評価システム
研究概要

本研究では,通りやすさに関連する要因として,人の動作に関しては,通過時の閉動作の有無,通過時の速さ,通行方向の各要因を,また,戸に関しては,力学的開閉性状,戸の形式に加え,さらに,把手に関する要因を研究対象とした。官能検査手法を適用して,通りやすさ尺度を構成するとともに,通りやすさに及ぼす上記の諸要因の影響を考察した。その結果,戸の力学的開閉性状を検討するうえで考慮すべき要因は閉動作の有無,通過時の速さ,戸の形式であることを明らかにした。また合わせて,戸の力学的開閉性状の定量化のための基礎データとして,試料戸の開閉時に発生する加速度,荷重,変位を測定した。
次に,測定した戸の開閉時の力学的基礎データと通りやすさ尺度との対応を検討した。その結果,実情に即した,通過時の速さおよび通過時の戸の開き区間を反映した,戸の開閉時の平均的動荷重により通りやすさからみた戸の力学的開閉性状の定量化が可能であることを示した。また,クローザの有無すなわち閉動作の有無により,上記の平均的動荷重の補正係数を設定し,閉動作の有無,通過時の速さ,戸の形式別に,最適な荷重特性値を提示した。
最後に,以上を取りまとめ,戸の形式,開閉方向,把手の形式によらない,通りやすさからみた戸の力学的開閉性状の相対的評価方法を提示した。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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