研究課題/領域番号 |
13650818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学工学一般
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
田中 裕之 日本大学, 工学部, 教授 (20179782)
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研究分担者 |
児玉 大輔 日本大学, 工学部, 講師 (50307807)
加藤 昌弘 日本大学, 工学部, 教授 (60029543)
佐古 猛 静岡大学, 工学部, 教授 (20324329)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2001年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | 地球温暖化 / エタン / 溶解度 / 二酸化炭素 / 高圧 / 回収 / 超臨海水 / 環境汚染化学物質 / 濃縮回収 / 超臨界水 / 包接水和物 / 天然ガス / 海底固定化 / アミン水溶液 / 気液平衡 / 密度 |
研究概要 |
地球温暖化現象による環境問題は世界で深刻な問題になっている。典型的な温暖化ガスは二酸化炭素であり、世界規模で、人間1人当たり平均10kgの二酸化炭素を産出し、快適な生活を維持しているのが現状である。この二酸化炭素ガスの処理は地球規模で重要な問題である。 この地球温暖化効果ガスの二酸化炭素を吸収する液体として、2-アミノエタノール水溶液とシクロヘキンルアミン水溶液がある。二酸化炭素を吸収した溶液を沸騰させて、蒸気を冷却凝縮させ、二酸化炭素だけを気体として取り除けば、溶液を再生できる。このプロセスを設計及び運転する時、その溶液の気液平衡が必要になる。本研究では、2-アミノエタノール水溶液とシクロヘキシルアミン水溶液の気液平衡を大気圧で測定した。 さらに、濃縮回収した二酸化炭素を海底に固定化するには、海底に存在するメタン/エタンハイドレート層に固定し、メタン/エタンを回収し有効利用する技術が望まれる。そこで、エタン+2-ブタノール混合物の高圧平衡と密度を静置型循環装置を用いて温度313.15Kで測定した。この装置は3つのデジタル密度計を備え、気液液平衡の測定が可能であり、温度400K、圧力20Mpaまで使用できる。今回の測定では、臨界点近傍の高圧液液平衡と高圧気液液平衡も測定した。組成分析にはガスクロマトグラフを用い、密度測定にはデジタル密度計を使用した。さらに、得られた高圧平衡物性をSRK状態方程式と擬キュービック状態方程式で相関した。
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