研究課題/領域番号 |
13650924
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
柏村 成史 近畿大学, 理工学部, 助教授 (50152632)
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研究分担者 |
石般 学 (石船 学) 近畿大学, 理工学部, 講師 (40268462)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 電極還元 / ポリシラン / 光学活性 / 反応性電極 / カップリング反応 |
研究概要 |
本研究では、クロロシラン類の電極還元反応を綿密に検討した結果、反応性電極にMg金属を用いる全く新しい還元法を開拓し、ポリシラン類の有効且つ実用的な合成法を開拓した。さらに、この電極還元芳反応および、生成したポリシラン類の高分子反応を用いて光学活性な置換基を有する光学活性ポリシラン類の高収率且つ実用的な合成法を開拓するすることに成功した。 すなわち、クロロシラン類の電極還元反応を検討した結果、反応性電極にMg金属、溶媒にTHF、支持電解質にLiClO_4を用いる全く新しい還元法を開拓し、ポリシラン類の有効且つ実用的な合成法を開拓した。また、光学活性な置換基を有するクロロシラン類の合成法を確立し、これらの光学活性な置換基を有するクロロシラン類電極還元反応により、種々の光学活性なオリゴシランおよびポリシランの合成に成功した。また、電極還元反応により生成したポリシラン類のフェニル基の一部を塩素に変換する全く新しい方法を確立し、この塩素化したポリシラン類と光学活性なグリニヤール試薬との反応により光学活性なポリシランの合成に成功した。次に、塩素化したポリシラン類と光学活性なアルコールとの反応によっても光学活性なポリシランが高収率で合成出来ることを明らかにした。
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