研究課題/領域番号 |
13650926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
武石 誠 山形大学, 工学部, 教授 (20007214)
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研究分担者 |
小林 元康 , 助手 (50323176)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2001年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | らせん高分子 / 非線形光学材料 / 光記憶材料 / アクリジン / シクロデキストリン / ポリアミド / クラウンエーテル / らせんポリマー / 軸不斉ビナフチル / 重縮合 / CDスペクトル / 縮合系高分子 / 光学活性 / 旋光度 / ポリエステル / ポリケトン |
研究概要 |
主鎖に光学活性な軸不斉ビフェニレンやビナフタレンを導入したらせんを形成する新規な芳香族ポリアミドを合成し、その機能性について検討した。 二官能性軸不斉誘導体と各種機能性セグメントを結合することによりポリマーを合成することができるが、主にアクリジンセグメント、クラウンエーテルセグメントおよび非線形光学材料クロモファセグメントなどを用いて比較的高分子量のらせんポリアミドを得た。アクリジンセグメントを導入したキラルらせんポリマーは、(+)-および(-)-カンファースルホン酸と立体特異的に相互作用し、キラル化合物の光学分割への応用が期待される。また、クラウンエーテルを導入したポリマーはアルカリ金属イオンのとの錯形成により、らせんコンホメーションが大きく変形することがCDスペクトルより確認された。 さらに、4-アミノ-4'-ニトロアゾベンゼン型DAタィプのNLOクロモファを導入したらせんポリアミドは非線形光学材料としての応用を検討するためにSHGを測定したところ、実用化の観点から有意な結果が得られた。他にも様々な機能性をするポリマーが得られ光記憶材料など光学材料への応用が可能である。 一方、に官能性の異なるタイプの軸不斉化合物を結合することにより異種のらせんポリマーを合成することができるが、(R)-体と(S)-体の組み合わせにより、環状化合物が生成する場合とポリマーが生成する場合とに分かれることを見出した。この環状生成物は機能性大環状化合物の合成法として興味が持たれ、種々の応用が期待される。
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