研究課題/領域番号 |
13650962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
野島 武敏 京都大学, 工学研究科, 助手 (40026258)
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研究分担者 |
日下 貴之 立命館大学, 理工学部, 助教授 (10309099)
武田 英徳 京都大学, 工学研究科, 助手 (80026343)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 折りたたみ / 適応構造 / ハニカム / コア材料 / パラボラ面 / 宇宙構造 |
研究概要 |
我国の伝統文化の一つの折りたたみ法、これに基づく折りたたみ構造が持つ機能特性と力学的特性あるいはこれ等を融合させた特性を利用して、(1)簡素な収納と容易な展開性を有するインフレータブル構造や、(2)軽量コアモデルの開発や3次元ハニカム構造等を創製し、この技法の実用化を実現するための一連の研究を行い、論文7編でその詳細を報告した。それらを短くまとめると以下のようになる。 (1);次世代の宇宙構造物として期待されているインフレータブル構造を実現させるための基本の構造要素である円筒、円錐形状膜、円形膜あるいは応用例としてパラボラ面等の簡素な折りたたみ収納モデルを開発するとともに、インフレータブル型式の2m高さの円筒構造や簡易収納型式の2m径のパラボラ面状膜を設計し、製作されたこれらの膜構造の展開過程を調べて、その展開性能が理論モデル通りであることが確かめられた。また半円球状膜構造、円球状膜構造や楕円球状膜構造の折りたたみモデルを新たに開発した。円形筒等の基本構造についてはその展開過程のコンピューターグラフィック化を試みた。 (2);複雑・多数の折り線で構成される平板を3次元化してコア材料の加工を行うためのフレキシブル金型を開発し、折紙加工に類する多数の曲げ加工を瞬時に行うことが可能になった。これにより0.2mm厚さまでのアルミニウム合金板を用いて2軸方向に強化されたコア材(DCコア)を製作し、この製造方法の問題点とその解決を計った。また、周期的に多数のスリットを設けたアルミ合金製平板を折り曲げて製作するハニカムコアの製造方法の開発を行い、製作された0.1〜0.2mm厚さのアルミニウム合金製のコア材料及びハニカムコア材料の強度評価試験を行い、期待通りの結果を得た。また、新たにスポンジコアのモデルを提案した.
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