研究課題/領域番号 |
13670022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
松原 茂樹 自治医科大学, 医学部, 教授 (20209597)
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研究分担者 |
高橋 克昌 群馬大学, 医学部, 助手 (30326839)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ヒト好中球 / GPI-80 / GPIアンカー型蛋白質 / CD18 / 細胞内顆粒 / 免疫細胞化学 / 細胞生物学 / 細胞内穎粒 |
研究概要 |
本研究の目的は、新規GPIアンカー型蛋白質であるGPI-80の好中球細胞内局在と、接着分子であるβ2インテグリン(CD18)の活性化に伴うGPI-80の動態変化を、形態学的側面から明らかにすることである。 凍結超薄切片を用いた高分解能の免疫蛍光顕微鏡法を軸に、好中球において、GPI-80の局在を解析してみると、非刺激時は主に細胞内の顆粒様コンパートメントに存在しているが、fMLP刺激による好中球の活性化に伴い、GPI-80は移動し、細胞表面に発現されることが明らかとなった。次にCD18の局在を解析してみると、GPI-80と同様に、非刺激時は細胞内の顆粒様コンパートメントに、刺激により細胞表面に移動することがわかった。 CD18の活性化に伴うGPI-80の動態変化を明らかにするために、同一種の抗体を用いて行う新しい多重標識法である、Zenon法(Molecular Probes社)を導入して、GPI-80とCD18の2重染色を行い、解析を進めた。GPI-80とCD18の2重染色から、fMLP刺激により細胞表面に移動した両分子は、全てではないが、共局在を示した。今回の結果と、生化学的報告(Watanabe and Sendo Biochem Biophys Res Commun 294:692,2002,Yoshitake et al. J Leukoc Biol 71:205,2002)を考え合わせると、GPI-80は、CD18の活性化(好中球の活性化)に伴い、巨分子レベルでは、GPI-80とCD18が直接接触(GPI-80がCD18を直接修飾)していることが示唆された。
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