研究課題/領域番号 |
13670194
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
|
研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
中川 温子 愛知医科大学, 医学部, 講師 (90227736)
|
研究分担者 |
吉川 和宏 愛知医科大学, 医学部, 講師 (60109759)
佐賀 信介 愛知医科大学, 医学部, 教授 (40144141)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
|
キーワード | 悪性リンパ腫 / 小児 / 染色体転座 / 予後 |
研究概要 |
平成14年12月31日までに16歳未満の悪性リンパ腫(疑いを含む)208例について病理診断を行った。非ホジキンリンパ腫は134例、ホジキンリンパ腫12例、白血病(髄外浸潤)12例、反応性リンパ節腫脹26例、壊死性リンパ節炎8例、その他5例であった。 非ホジキンリンパ腫134例の内訳は、precursor B lymphoblastic lymphoma 15例、diffuse large B-cell lymphoma 24例、Burkitt lymphoma 26例、precursor T lymphoblastic lymphoma 30例、anaplastic large cell lymphoma 33例、peripheral T-cell lymphoma 2例、その他の非ホジキンリンパ腫4例であった。 precursor B lymphoblastic lymphoma 5例、precursor T lymphoblastic lymphoma 6例について染色体相互転座t(12;21),t(9;22),t(4;11)をFISH法により、TEL-AML1,MLL-AF4,BCR-ABL fusion transcriptをRT-PCR法により検索したが、いずれの染色体相互転座およびfusion transcriptも検出されなかった。 予後に関しては観察期間(中央値)16ヶ月で、diffuse large B-cell lymphoma、anaplastic large cell lymphomaの各1例が死亡している。今後、観察期間を延ばして、組織型、臨床病期、原発部位などによる予後の相違を検討する予定である。
|