研究課題/領域番号 |
13670314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金森 博 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (60211851)
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研究分担者 |
大西 真 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (00183236)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | Proteinase inhibitor-9 / ファージディスプレイ / アポトーシス / 肝細胞 / セリン・プロテネース / PI-9 |
研究概要 |
PI-9は免疫細胞からの攻撃、特にCTLやNK細胞からのGrBによる攻撃に抵抗性とするために役立っていることがわかっている。PI-9はcaspaseI、elastaseなどの因子とも相互作用することが知られてきており、多くの細胞内因子と相互作用をし、生理的に重要な働きをしていると考えられる。 Tet-offシステムを用い、PI-9を細胞内に発現制御し、細胞内の他因子との相互作用を検討できる系を構築した。この系を用いて実際、NK細胞、GrBからの攻撃をPI-9が防ぐことを確認した。今後、この培養細胞系を用いてPI-9と他の細胞成分との相互作用を検討することが可能となった。 Biotin化したPI-9を大腸菌に発現させ高純度に精製する系を構築し、recombinant PI-9を得た、phage display法を用いて3サイクルのセレクションでPI-9に高親和性で結合するペプチドを選別することに成功した。同一のアミノ酸配列「LLADTTHHRPWT」を含むクローンを3クローン得て、この配列をPI-9認識配列と考えた。データベース・サーチを行なったところ複数の既知及び未知の蛋白にこの配列と相同な配列が存在し、これまで未知であったPI-9結合蛋白が複数存在することが示唆された。 今後、これらのPI-9結合候補蛋白の個々の解析を行ない、生理的に重要なPI-9との相互作用を検討していくことが可能となった。
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