研究課題/領域番号 |
13670475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
関川 巌 順天堂大学, 医学部, 助教授 (80179332)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 全身性エリテマトーデス / ヒト内在性レトロウイルス / DNAメチレーション / ヒト免疫不全ウイルス / DNAメチル化 |
研究概要 |
全身性エリテマトーデス(SLE)の病因は未だ不明であるが、ヒト内在性レトロウイルス(HERV)のそれに果たす役割は多くの研究者により指摘されている。報告者らもこの点につき検索を行ってきた。その結果、本研究課題を含め以下の点が明らかとなった。1)SLE患者リンパ球では、HERV clone 4-1の転写と翻訳が健常者に比べ著しく亢進しており、これに対するウイルス抗体・抗原が患者血清やリンパ球で認められる。関節リウマチ患者では同様の所見はみられない。2)こうした現象はclone4-1に比較的、特異性のあるもので他のHERVではみられない。3)こうした転写亢進には、SLE患者でのDNAメチル化の低下が関与している。4)翻訳亢進には、SLE-clone4-1でのストップコドンの不活化が関係している。5)clone4-1由来の合成蛋白は、各種サイトカイン(IL-6,16,TNFなど)産生の促進やT細胞活性化やアネルギーなどのSLE様免疫異常を試験管内で誘導できる。こうした所見をもとに現在、SLE患者clone4-1由来の発現ベクターの構築を試みており、その細胞へのおよびマウスへの移入実験を行っている。現在のところ有効な実験システムの確立にはいたっていないが、更に実験を継続中である。
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