研究課題/領域番号 |
13670486
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 和義 産業医科大学, 医学部, 講師 (30279327)
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研究分担者 |
田中 良哉 産業医科大学, 医学部, 教授 (30248562)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 慢性関節リウマチ / 細胞接着 / 遺伝子導入 / 血管新生抑制因子 |
研究概要 |
関節リウマチ(RA)の炎症滑膜内血管内皮細胞上に特異的に発現する分子に対する抗体を作成し、これをキャリアーとして、血管新生抑制因子遺伝子を炎症滑膜部位で発現させ、炎症滑膜局所で血管新生を制御し、炎症細胞の滑膜内浸潤・滑膜細胞増生を抑止するImmunogene therapyの確立を目的とし、まずICMA-1抗体を担体として至適条件の設定を行った。2価架橋剤sulfo-succinimidyl 4-(N-maleimidomethyl) cyclohexane-1-carboxylate(sulfo-SMCC)を用いて、抗ICAM-1抗体とpoly(L-lysine)を架橋しpoly(L-lysine)修飾抗体を作成する。このpoly(L-lysine)修飾抗体とヒトIL-10発現ベクターDNAをインキュベートして抗体DNA接合体を作成する。抗ICAM-1抗体-遺伝子接合体をICAM-1遺伝子をstableに発現させたCOS-7細胞(ICAM-1 COS)および関節リウマチ滑膜細胞株E11に遺伝子導入した。抗体-遺伝子接合体の添加で、ICAM-1 COSおよびE11細胞の72時間後の上清においてELISAでIL-10を検出し得た。さらに抗体としてFab fragmentを使用し接合体を作成して同様な検討を行なったところintact IgGの接合体に比して約4倍の遺伝子導入効率が得られた。今後は、IL-10発現ベクターの代わりに、アンギオスタチン発現ベクターを抗ICAM-1抗体Fab fragment抗体と接合し、プライマリーの滑膜細胞への遺伝子導入を検討する。
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