研究課題/領域番号 |
13670807
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
佐藤 貴 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (90271064)
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研究分担者 |
上田 一博 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30112189)
小林 正夫 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00162016)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 移植片生着促進細胞 / 異種間移植 / NOD / SCIDマウス / 好中球減少症 |
研究概要 |
ヒト-マウス異種間移植を利用して、移植片生着促進細胞の同定を試みた。CD8+CD56+,CD8+CD56-,CD8+CD161+,CD8+CD161-をそれぞれ生着促進細胞候補分画とした。NOD/SCIDマウスへの移植:300cGy放射線照射マウスへ、全骨髄細胞、造血幹細胞分画、CD8分画、生着促進細胞候補分画、および、生着促進細胞候補分画と造血幹細胞分画の同時移植を行った。移植後8週の解析では、マウス骨髄に占めるヒト細胞の割合は、全骨髄細胞移植1〜7%、造血幹細胞分画移植3〜10%、CD8分画および生着促進細胞候補分画移植0%、造血幹細胞分画と生着促進細胞候補分画の同時移植3〜18%であった。同時移植各群間に有意の差は認められなかった。原因の一つとして移植効率の低さが問題であると考え、次に、移植マウスをNOD/SCID β2microglobulin-/-の新生仔に変更し同様に実験を試みた。移植効率は前者に比して改善され、90%以上のengraftをみるマウスも観察された。各群間の移植から時間経過が少なく、結果は今後に残された。 また、以前から取り組んでいる、好中球減少症における分子細胞学的検討で若干の知見を得た。免疫性好中球減少症では、抗体強度と好中球減少期間に相関があることを見いだした。周期性好中球減少症、Kostmann diseaseでは骨髄成熟段階における幹細胞の異常、細胞内顆粒酵素遺伝子の異常を報告した。
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