研究課題/領域番号 |
13670821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
舘 延忠 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教授 (80136944)
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研究分担者 |
小塚 直樹 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教授 (90225459)
山下 利春 札幌医科大学, 医学部, 助教授 (50167706)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | EOCA-HA / AOA / Aprataxin gene / FLJ20157 / AOA1 gene |
研究概要 |
本邦のみから報告されてきた常染色体劣性遺伝形式を呈するEarly onset cerebellar ataxia with hypoalbuminemia(EOCA-HA)とポルトガルに存在する常染色体劣性遺伝形式を呈するCerebellar ataxia with ocular apraxia(AOA)とは、alleleicな疾患で染色体9p13.3領域に存在する原因遺伝子をaprataxinと銘々した(Moreira et al. Nature Genet 2001;29:189-193)。ヒトaprataxin遺伝子(FLJ20157)は約10kbで、cDNAは2.2kbで7個のエクソンから構成され342個のアミノ酸からなるlong transcriptと、エクソン3がalternative splicingを受け168個のアミノ酸からなるshort transcriptがある。long transcriptはPNKP, histidine traid(HIT),zinc-fingerの3個のdomainから、short transcripは、HIT, zinc-fingerの2個のdomainからなる。aprataxin遺伝子変異は689insTのホモ接合が多く、次に689insTと617C-T、または840delTとのcompound heterozygoteであった(Date et al. Nature Genet 2001;29:184-188)。我々の5家系全て689insTのホモ接合であり(Moreira et al. Nature Genet 2001;29:189-193)。Aprataxin遺伝子の変異は全てHITdomainであり、HITdomainがaprataxinの機能の上で重要であることが推定された。辻らの報告(Date et al. Nature Genet 2001;29:184-88)と併せると、日本人は689insTのホモ接合の保因者がfounderで、この疾患は日本人に特有であることが推定された。
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