研究課題/領域番号 |
13670838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
長谷川 奉延 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (20189533)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | StAR / StARノックアウトマウス / GnRHダブルノックアウトマウス / 精巣 / 卵巣 / 脂肪沈着 / steroidogenic acute regulatory protein / ゴナドトロピン / エストラジオール / 卵胞成熟 / テストステロン / 精子形成 |
研究概要 |
既に作成済みのsteroidogenic acute regulatory protein (StAR)ノックアウトマウス(以下StAR KO)と自然発生ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)遺伝子異常マウス(以下GnRH KO)を交配し、StAR/GnRHダブルノックアウトマウス(以下StAR/GnRH double KO)を作成した。StAR/GnRH double KOおよびStAR KOを内科的治療により長期生存させ、生下時から8週齢(若年成人に相当)まで経時的に屠殺し、精巣および卵巣について以下の組織学的検討を行った。 1.生下時:(1)StAR KOの遺伝的雄の精巣には間質にわずかの脂肪沈着を認めたが、遺伝的雌の卵巣には全く脂肪沈着を認めなかった。(2)StAR/GnRH double KOの遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣には全く脂肪沈着を認めなかった。 2.生下時以降8週齢より前まで:(1)StAR KOの遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣には全く脂肪沈着を認めなかった。(2)StAR/GnRH double KOの遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣には全く脂肪沈着を認めなかった。 3.8週齢:(1)遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣はStAR/GnRH double KOにおいてStAR KOに比して明らかに低形成であり、配偶子形成は不良であった。(2)StAR KOの遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣には多量の脂肪沈着を認めた。(3)StAR/GnRH double KOの遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣には全く脂肪沈着を認めなかった。(4)StAR/GnRH double KOに外因性にゴナドトロピンを投与すると、遺伝的雄の精巣および遺伝的雌の卵巣に脂肪沈着を再現することが可能であった。 以上の成績は、StAR KOの精巣および卵巣における思春期年齢以降の脂肪沈着はゴナドトロピン依存性であることを強く示唆する。
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