研究課題/領域番号 |
13671181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
森田 浩 浜松医科大学, 医学部, 助手 (20293631)
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研究分担者 |
佐々木 茂和 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (20303547)
中村 浩淑 浜松医科大学, 医学部, 助手 (60164331)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | PPAR-γ / 脂肪細胞 / インスリン抵抗性 |
研究概要 |
1)これまでの結果 a)PPAR-γにおけるドミナントネガティブ作用およびN端の役割 PPAR-γのDNA結合領域を含んだN末端とCoR-boxを含んだTRのリガンド結合領域のキメラ遺伝子を作製し、野生型のPPAR-γに対してドミナントネガティブ作用を確認した。また、このキメラ蛋白およびインスリン抵抗性患者に認められたPPAR-γのドミナントネガティブ変異体P467Lにおいて、N端欠失によるドミナントネガティブ効果の増強を見いだした。 b)PPAR-γのドミナントネガティブ作用におけるコファクターの関与 PPAR-γとTRのキメラ遺伝子において、TRのCoR-boxの変異体でドミナントネガティブ作用が消失したことより、ドミナントネガティブ作用にはCoR-boxが必須と考えられた。また、PPAR-γとTRのキメラ蛋白、およびPPAR-γのドミナントネガティブ変異体ともに、N端欠失によりコリプレッサーとの結合が増強することを、ゲルシフトアッセイおよびtwo hybridアッセイ法により確認した。 2)これからの課題 現在、PPAR-γとTRのキメラ蛋白、あるいはドミナントネガティブ変異体のPPAR-γをCre/lox P遺伝子に組み込んだプラスミドを作製中である。今後、このプフスミドを3T3-L1細胞あるいはマウスに導入し、脂肪細胞への分化の途中でCre遺伝子を発現させ、分化の各段階でPPAR-γの機能を減弱させ脂肪細胞の形態および機能の変化を確認する。以上により脂肪細胞の分化の各段階でのPPAR-γの果たす役割を確認し、インスリン抵抗性に関与する機序を検討する予定である。
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