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放射標識モノクロナル抗体を用いた転移陽性センチネルリンパ節同定法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 13671217
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 宏幸  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (40323589)

研究分担者 甲斐崎 祥一  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (70291325)
北山 丈二  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20251308)
名川 弘一  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80228064)
森兼 啓太  東京大学, 医学部・附属病院, 助手
深柄 和彦  東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (70323590)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードモノクロナル抗体 / センチネルリンパ節 / 鉄磁性体 / モノクロナール抗体 / 放射標識 / リンパ節転移
研究概要

今回の実験の目的は「センチネルリンパ節における転移の有無をより簡便かつ正確に同定する」ことをであった。まず特異的モノクロナール抗体を同定し、これに放射性同位元素のラベルを行って特異的にリンパ節転移を同定する、という方法を試みたが、最初の段階の特異的モノクロナール抗体を決定できず、実験は難航した。そこで全く新しいセンチネルリンパ節同定法の開発を検討することも必要と考えられた。その結果、鉄磁性体を用いる方法がかなり有益であるという結論に至った。
まずブタによる動物実験を行なったところ、色素法と同等にセンチネルリンパ節の同定の精度が高かった。また鉄磁性体の性質を利用すると、磁測計でリンパ節の存在診断を行うことが可能となるため、色素法での欠点を補うことができ、より正確にセンチネルリンパ節を同定可能であるという結論に至った。
実際の臨床レベル臨床レベルでの検討も行った。事前に同意を得られた患者に対し、角素法としてのフェリデックス投与を行ったところSensitivity100%、specificity100%、Accuracyは88.9%と遜色のない結果であった。今後は鉄磁性体としても活用が期待されるが、精度の上でさらに自らの技術的検討を重ねる必要があると思われる。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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