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遺伝子導入を用いた移植臓器"寛容導入"に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13671253
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関昭和大学

研究代表者

加藤 博久  昭和大学, 医学部, 助手 (10286784)

研究分担者 草野 満夫  昭和大学, 医学部, 教授 (70091569)
村上 雅彦  昭和大学, 医学部, 助教授 (70255727)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード臓器移植 / 遺伝子導入 / 免疫寛容
研究概要

Adex1CAmIL4/AxCALacZ(RIKEN DNA Bankより分譲譲渡)を用いて、ドナーグララトにIL4遺伝子を導入し、ラット腎移植モデル(BN-LEW)における免疫抑制効果とそのメカニズムを検討した。(方法)1.移植腎及びレシピエント肝・脾臓におけるAxCALacZ発現の検討:新たに用いるベクターの導入状態を確認すると伴に、移植血液再環流時にベクターが全身に放出される可能性を検証する目的で(1).BNラット腎をAxCALacZで還流後1.5及び24時間保存しβ-gal染色した。(2).(1)のグラフトをLEWラットに移植しday2/7に犠牲死させ、肝・脾・移植腎についてβ-gal染色した。2保存時間・還流液とIL4発現に関する検討:これまでの検討は遺伝子導入後1.5時間保存の後移植を施行してきたが、移植時により高いIL4発現を得る目的で、遺伝子導入後1.5/24/48/72時間保存しIL4の発現と組織学的変化を検索した。3.腎移植モデルにおけるIL4遺伝子導入の検討:上記の基礎的検討から腎グラフトを遺伝子導入後1.5/24時間保存しLEWラットに移植した。ベクターの希釈液には生食とUW液を用いた。(結果)1.24時保存によりβ-gal染色が得られたが、1.5時間では認められなかった。また、移植後day2/7ともに各臓器でβ-galは染色されなかった。2コントロール群では長期保存においてもIL4は検出されなかったが、遺伝子導入群は全例でIL4が検出された。3.生食で希釈したIL4導入24時間保存において、組織学的に拒絶反応軽減が認められた。(考察)24時間保存で免疫抑制効果が高いと思われた。IL4の定量測定と生存延長効果の確認を予定しており、今後IL4の至適発現量(時期)の検討を進めたい。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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