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胃切除後骨障害の病態解明と早期診断の確立および治療薬剤の検討

研究課題

研究課題/領域番号 13671257
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

鈴木 裕  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (20241060)

研究分担者 石橋 由朗  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00246373)
研究期間 (年度) 2001 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードラット / 胃全摘障害 / ビスフォスフォネート / BMD / DEXA / 骨曲げ強度試験 / Osteocalcin / Deoxypyridinoline / 胃全摘後骨障害
研究概要

(背景)インカドロネート(INC)は強力な骨吸収抑制作用を有する第三世代のビスフォスフォネートであり様々な骨代謝異常への応用が期待されている.そこで我々はラットGX骨萎縮モデルに対するINCの効果を検討した.
(対象と方法)6カ月齢の雄性Wistarラットを使用した.動物は以下の4群に割り付けた:Sham-operation,GX cotrol,GX with 0.3mg/kg/day INC及びGX with 3mg/kg/day INC.INC経口投与はGX後1週に開始し,7週間継続した.腰椎及び大腿骨の骨密度(BMD)はdual-energy X-ray absorptiometryにより測定した.大腿骨骨幹部の曲げ強度は3点曲げ試験により測定した.
(結果)GXは腰椎及び大腿骨のBMDをそれぞれ24及び20%減少させた.INCはGXにより誘発されたBMD減少を用量依存的に抑制した.GX controlグループと比較し,3mg/kgのINCは腰椎及び大腿骨のBMDをそれぞれ27及び17%有意に増加させた.大腿骨の曲げ強度はGX control groupにおいて30%減少した.INC処置は強度低下を用量依存的に抑制し,3mg/kg groupにおいて有意であった.血清CaレベルはGXにより低下したが,INC処置による更なる低下はなかった.血清osteocalcin及びALPはINC処置により減少し,INC処置は骨代謝回転を抑制することによりGXによる骨萎縮を防止することが示唆された.
(結論)ラットにおいてビスフォスフォネート-インカドロネートは胃全摘出による骨萎縮を防止する.

報告書

(5件)
  • 2004 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Bisphosphonate incadronate prevents total gastrectomy-induced osteopenia in rats2004

    • 著者名/発表者名
      Yutaka Suzuki
    • 雑誌名

      BONE 35

      ページ: 1345-1352

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書 2004 研究成果報告書概要

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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