研究課題/領域番号 |
13671292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山梨医科大学 |
研究代表者 |
河野 浩二 山梨大学, 医学部, 講師 (40283204)
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研究分担者 |
須貝 英光 山梨大学, 医学部, 助手 (10345712)
飯塚 秀彦 山梨医科大学, 医学部, 講師 (60184347)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | ガンワクチン療法 / 胃癌 / 樹状細胞 / 免疫療法 / 癌ワクチン療法 / HER-2 / neu / 癌ワクチン |
研究概要 |
検討1、癌ワクチン療法の適応症例の検討: 胃癌組織(n=93)を免疫染色しHER-2/neu発現を検討し、HLAtypeとの相関を検討した。また、免疫反応の指標としてTIL(腫瘍浸潤リンパ球)の浸潤程度をCD3抗体を用いた免疫染色にて半定量化した。その結果、胃癌においてHER-2/neu発現陽性例は18%に認められ、HLA-A2陽性例は23%であった。また、HER-2/neu発現程度とTIL浸潤程度との間に相関関係はなかった。 検討2、癌ワクチン療法(phase I臨床試験):HLA-A2陽性、HER-2/neu陽性症例を対象として、同定したHER-2/neuペプチドをDC細胞にパルスして、患者皮内に投与する癌ワクチン療法を実施。ワクチン療法前後で、DTH反応、及び、peptide-specificCTL誘導能を検討した。ワクチン療法を実施した10例中6例で、ワクチン療法後にペプチド特異的CTLの誘導が可能となり、DTH反応は10例中3例で陽性化した。臨床画像的に1例でPR、1例にSDが認められた。 【考察と今後の展望】 (1)同定したHER-2/neuペプチドは免疫原性を有することが臨床試験で確認された。HER-2/neuは、胃癌に対する免疫反応を惹起させる有力な分子標的となりえる。 適応症例が限定されるため、他のHLA拘束性HER-2/neuペプチドの同定が必要である。
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