研究課題/領域番号 |
13671349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
増田 英樹 日本大学, 医学部, 助教授 (40173752)
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研究分担者 |
浅井 聡 日本大学, 医学部, 助教授 (80231108)
石井 敬基 日本大学, 医学部, 講師 (20246870)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ジーンチップ / オステオポンティン / 遺伝子発現 / 潰瘍性大腸炎 / 炎症性腸疾患 / 大腸癌 |
研究概要 |
ゲノム解析プロジェクトやDNAアレイの発達によって、個々の疾患に関する染色体や遺伝子発現の特徴が明らかにされつつある。本学ではoligonucleotide array-based technologyを用いたGene Chip Expression Analysis Systemを入手し、大腸癌や大腸癌cell lineの遺伝子発現解析を行った。さらに潰瘍性大腸炎患者においてGene Chip Expression Analysisを行った。潰瘍性大腸炎の摘出大腸より、m-RNAを抽出し、cDNAを精製、一定のサイズに断片化後、chipに注入、ハイブリダイゼーションを行い、コンピューターにてデータの処理、解析を施行した。潰瘍性大腸炎群のgeneの発現強度が対照群より3倍以上であった遺伝子は25個であり、うち10倍以上強く発現を示したgeneはosteopontinとMMP-12であった。最近osteopontinはSLEやRAの病因と密接な関係があるといわれているので、潰瘍性大腸炎の病因究明において重要であると考える。
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