研究課題/領域番号 |
13671355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
落合 正宏 (2002-2003) 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (00051772)
船曳 孝彦 (2001) 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (40084537)
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研究分担者 |
今津 浩喜 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (50298519)
松原 俊樹 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (50257622)
桜井 洋一 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教授 (60170651)
中村 康子 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (50308871)
落合 正宏 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (00051772)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 化学療法剤感受性 / P53 / 遺伝子変異 / アポトーシス / 感受性試験 / 消化器癌 / 術前化学療法 / 初アジュバント / 5-FU / ネオアジュバンド / p53 / 5-Fu |
研究概要 |
胃癌、大腸癌症例を対象にCollagen droplet drug sensitivity test(CD-DST)法を用いて5-fluorouracil(5-FU),mitomycin(MMC),cisplatin(CDDP)に対する化学療法剤感受性試験を施行し、感受性を制御する因子として癌組織中のthymidylate synthase(TS活性),dihydropyrimidine dehydrogenase(DPD活性),thymidine phosphorylase(ThdPase値ならびに免疫染色),P-glycoprotein(P-GP)発現,p53蛋白の発現、p53遺伝子変異について関連性を検索し、化学療法剤感受性予測因子としての臨床的意義を検討した。対象は胃癌、大腸癌外科的切除症例65例であった。これらの症例の腫瘍組織中のTS活性、DPD活性、ThdPase活性も測定中であり、感受性との関連性について検討した。各薬剤感受性と各種酵素后性との関連を検討する目的で、癌組織中のTS活性、DPD活性、ThdPase値の平均値以上を高値群、平均値未満を低値群の2群に分け、両群間のT/C比を比較した。またThdPase、P-GPおよびp53蛋白の免疫組織学的染色を施行し、それぞれの発現陰性群、陽性群の2群に分け、T/C比を比較した。p53遺伝子のexon5,exon6,exon7,exon8における変異はPCR-SSCP法を用い、いずれかのexonに異常バンドを検出したものをp53遺伝子変異陽性と判定しT/C比を比較した。またさらにdirect sequence法を行い、詳細な塩基配列を決定し、これらと感受性の結果の関連性についても検討した。5-FU、MMC、CDDP曝露後の平均T/C比はそれぞれ胃癌で79.5±19.6%、81.2±26.5%、81.4±25.9%、大腸癌で86.7±10.8%、101.6±7.2%、102.1±12.3%であった。5-FUに対する感受性はTS活性高値群において低い傾向を示した(p=0.087)が、DPD活性値との間に有意な関連は認めなかった。ThdPase定量では高値群において,5-FUに対する感受性が低い傾向を認めたが(p=0.086)、免疫組織学的染色の結果、ThdPaseの発現性と5-FU感受性との間には有意な関連は認めなかった。
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