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肺高血圧モデルでの一酸化窒素合成酵素の誘導が麻酔薬の血管拡張作用に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 13671583
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関広島大学

研究代表者

黒田 真彦  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (50322243)

研究分担者 田中 裕之  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (10274086)
山野上 敬夫  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (10174765)
弓削 孟文  広島大学, 医学部, 教授 (40034128)
研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2001年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード橈骨動脈 / リング / ニコランジル / オリプリノン
研究概要

橈骨動脈の血管反応性を検討するため,実体顕微鏡下に脂肪組織の剥離を行い,長さ約3mmのリング標本を作製する.リング標本に2本のステンレス製の支持器を取り付け,一方を緩衝液20mlを満たしたガラス製の水槽底部に固定し,他方を張力測定器(日本光電TB612T)に接続し,等尺性張力を測定した.KCl(60mM)による最大張力を至適張力とした.至適張力は4gであった.その際アセチルコリン(10^<-5>M)により血管の内皮機能を確認したがほとんど残存していないことが分かった.至適張力下にプロプラノロール10^<-5>Mにて処置しノルアドレナリン10^<-6>Mで収縮させた後にオルプリノンを10^<-8>〜10^<-4>Mで低濃度から順次投与し,パパベリン10^<-4>Mにて最大拡張を得る.各濃度の薬剤に対する張力から濃度-反応曲線を作成し,オルプリノンは濃度依存性に拡張させることが判明した.つぎに同様の方法にて収縮させた後にニコランジルを10^<-9>〜10^<-4>Mで低濃度から順次投与した.濃度依存的に拡張作用があることが判明した.またニコランジルはセロトニン,U46619,フェニレフリンによる前収縮後にも同様に濃度依存性に拡張させた.現在は至適張力下にプロプラノロール10^<-5>Mにて処置しノルアドレナリン10^<-6>Mで収縮させた後に,L-NAME(300μM)前処置群,グリベンクラミド(10^<-6>M)前処置群,未処置群の3群にニコランジルを10^<-9>〜10^<-4>Mで低濃度から投与し張力を測定している.

報告書

(4件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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