研究課題/領域番号 |
13671784
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 高知医科大学 |
研究代表者 |
竹田 泰三 高知医科大学, 医学部, 教授 (50115763)
|
研究分担者 |
柿木 章信 (柿木 章伸) 高知医科大学, 医学部附属病院, 講師 (60243820)
岡田 暉彦 高知医科大学, 医学部, 助教授 (00025628)
|
研究期間 (年度) |
2001 – 2002
|
研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
|
配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
|
キーワード | 内リンパ水腫 / バソプレッシン / V_2アンタゴニスト / アクワポリン2 / メニエール病 / OPC-31260 |
研究概要 |
バゾプレッシン(VP)負荷実験: Whister ratにVPを皮下に埋めたosmotic mini pumpで慢性投与した。形態学的には蝸牛に内リンパ水腫が発症した。分子生物学的には、蝸牛と内リンパ嚢のAquaporin2(AQP2)mRNAの発現量をReal-time RT-PCR法によって検討した。AQP2のmRNAは蝸牛、内リンパ嚢とも発現し、バソプレッシン負荷によってその発現量は増加した。 V_2-アンタゴニスト負荷実験:実験的内リンパ水腫の鼓室階にV_2-アンタゴニスト(OPC-31260)または生理食塩水を浸透圧ミニポンプで投与して内リンパ腔の容積変化を比較検討した。形態的には、生理食塩水の鼓室階投与では著明な内リンパ水腫が観察されるが、OPC-31260の負荷動物ではライスネル膜は著明に進展しているが、内リンパ腔は虚脱を示した。OPC-31260の経静脈投与は蝸牛、内リンパ嚢ともAQP2 mRNAの発現を抑制した。
|