研究課題/領域番号 |
13671963
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
小園 裕子 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 助手 (30197107)
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研究分担者 |
東 みゆき 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (90255654)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | CD19 / memory B cell / Cb1-b / AID / Bcl / ubiquitin / Proteasome / co-stimulatory molecule / Cbl-b / Ubiquitin / proteasome / cbl-b / co-receptor / co-stimulatory molecules / proeasome |
研究概要 |
B細胞のメモリー細胞への分化は、抗原とT細胞上の共刺激分子等による増殖機能獲得・体細胞突然変異・選択などの過程を経ておこる。メモリー細胞の形成は、自己免疫疾患・移植片拒絶・骨髄移植時の免疫寛容の破綻に大きく影響を及ぼす。CD19はB細胞初期で発現し、成熟B細胞では活性化制御補助受容体として働き、抗体産生細胞となると消失する。CD19シグナルは会合しているCD35やCD21架橋を介して伝わり、共刺激分子のB7-1やB7-2の発現誘導しT-B細胞間相互作用を増強する。本研究では大きく分けて(1)CD19のメモリー分化に及ぼす影響(2)CD19のユビキチン化とCb1-bによる制御機構の解明の2点から解析をおこない、いくつかの新たな知見を得たのでここに報告する。 1.B細胞上のCD19分子とBCRを架橋することにより、体細胞突然変異変異・クラススイッチに重要なAID分子の発現誘導が見られ、そのAID分子はヘルパーT細胞との共培養により増強され,た。その共培養B細胞はBcl familyのRT-PCR解析から、メモリーB細胞の表現型を獲得していることがわかった。 2.B細胞上のCD19分子とBCRを架橋または免疫マウスにおいて、Cb1-b分子依存性にCD19分子がプロテアゾーム(ユビキチン制御)により分解制御されていることが、Cb1-bノックアウトマウスを用いて明らかになった。そのCD19分子のプロテアゾームによる分解制御については、既に他の系で報告されているPI-3Kを介してではなく、ユビキチンが直接CD19分子に結合している結果を得た。CD19の活性化に伴うCb1-b-ユビキチン系によるシグナル制御はB細胞で今まで報告されていない新しい制御系である。
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