• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

振動刺激によるブラキシズム治療装置の臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 13672052
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

山縣 徹哉 (2002)  昭和大学, 歯学部, 助手 (40317582)

渡邊 竜登美 (2001)  昭和大学, 歯学部, 講師 (10230971)

研究分担者 下平 修  昭和大学, 歯学部, 助手 (30235684)
山縣 徹哉  昭和大学, 歯学部, 助手 (40317582)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2002年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード振動刺激 / 夜間睡眠時プラキシズム / テレメトリ / 夜間睡眠時ブラキシズム / 睡眠時ブラキシズム / ケブラー腺維
研究概要

夜間睡眠時ブラキシズム抑制装置を臨床応用するため、過去に開発したデヴァイスを簡便に応用できるように改良した。
改良の要点としては従来の装置がスプリントと一体型であったため、その製作が煩雑であった。そのため、センサ、バッテリ、振動子を別のパーツとして製作し、従来の臨床で用いられているスプリント上にアドオン出来る用にした。これによって個々の部品が故障した時の交換も容易になった。
また、センサを補強するため、ケプラー腺維を表面に取り付けシリコンゴムの破損をできる限り防ぐようにした。これによって予備実験の結果10KgWの荷重量をかける咬断試験を行った結果、従来の物が約50回で咬断したのに対し200回以上の耐久性を示し、前述のパーツブロックに変更したことに伴う修繕性の改善と併せ、その臨床応用性は大幅に改善されたと考えている。
振動によるブラキシズム抑制効果には長期間連続的に振動刺激を付与した場合、経時的に減少する傾向を認めるものもあり、連続的な使用は控え、通常のスプリントで起床時の筋痛、疲労感などを認める場合に使用することが望ましいことが示唆された。
また、被験者によって個人差が異なり、振動刺激による抑制効果は個人差が大きいものと思われた。
なお、本研究ではデータの記録にテレメトリを用い、記録装置も簡便なものを用いるなど患者の負担をできるだけ軽減したが、データ測定機関が1ヶ月あまりと長期に渡るため、被験者によっては中断せざるを得ないケースが数例あり、このような研究の課題と思われた。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Watanabe, T., Ichikawa, K., Clark.G.T.: "Bruxism and Daily Behaviors : long-term measurement and correlation"Journal of Orofacial Pain. 16.2. 122-128 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Watanabe,T., Ichikawa,K. and Clark,G.T.: "Brauism and Daily Behaviors : long-term measurement and correlation"J Orofac Pain. 16. 122-128 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Watanabe, T., Ichikawa, K., Clark, G.T.: "Bruxism and Daily Behaviors : long-term measurement and correlation"Journal of Orofacial Pain. 16.2. 122-128 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Watanabe, T., Ichikawa, K., Clark, G.T.: "Bruxism and Daily Behaviors : long-term measurement and correlation"Journal of Orofacial Pain. 16・2. (2002)

    • 関連する報告書
      2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi