研究課題/領域番号 |
13672073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藤澤 俊明 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教授 (30190028)
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研究分担者 |
鈴木 忍 北海道大学, 歯学部附属病院, 医員
福島 和昭 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (00002361)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 動的平衡機能 / 静脈内鎮静法 / 高齢者 / ミダゾラム / 回復 / 精密検査 / 簡易検査 |
研究概要 |
安全な帰宅許可基準の確立に寄与することを目的に、高齢および青年男性ボランテアを対象に、ミダゾラム静脈内鎮静法(IVS)を施行し、重心の移動を伴う動的平衡機能の回復過程を比較した(高齢:18名、青年:20名)。精密動的平衡機能測定器を用いて、同程度の鎮静(閉眼しているが呼びかけにすぐ反応)からの回復を観察し、従来の静的平衡機能検査結果とも比較し、さらに種々簡易平衡機能検査との相関についても検討した。その結果、以下の結論を得た。 1.高齢者は青年に比べて、IVS施行前から、平衡機能低下が、安静立位時より重心移動時に顕著であり、また、IVS後の意図的重心移動能の回復遅延が強く現れる。 2.動揺床上立位検査は、青年同様、高齢者においても、ミダゾラムIVSの外乱刺激時平衡機能抑制作用を鋭敏に検出する優れた検査法である。 3.注意深く分割投与すれば、外乱剌激に対する動的平衡機能においても、対照値への回復時間は80分と、青年群と差がない。 4.最速歩行テストおよびTUG testは、有用な簡易動的平衡・運動検査である。
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