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東アジア地域における公定書記載生薬類の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 13672229
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 化学系薬学
研究機関昭和大学

研究代表者

伊田 喜光  昭和大学, 薬学部, 教授 (60037596)

研究分担者 鳥居塚 和生  昭和大学, 薬学部, 助教授 (60135035)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2001年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード生薬データベース / 薬局方 / 公定書 / 東アジア地域 / 日本:中国:韓国 / 伝統薬物 / 漢方医学 / Traditional Chinese Medicine (TCM) / 生薬 / 国際情報交換 / データベース / 日本:中国:韓国:ベトナム
研究概要

1.【目的】歴史的に中国伝統医学の影響を強く受けた東アジア地域(日本,中国,韓国,ベトナムなど)の公定書類に記載される生薬について,名称,基原植物,薬用部位などの表記に関するハーモナイゼーションを図ることを目的とする.
2.【実施事項】本年度は,日本,中国,韓国の公定書について比較検討した.
(1)方法:日本薬局方(JPXIV,2001年),日本薬局方外生薬規格(1989年・増補版),中華人民共和国葯典(2000年),大韓薬典(1998年)を対象とした.記載生薬数は,粉末生薬やデンプン等を除外し,日本公定書(以下JHと略称)に収載される250品目中190種,中国公定書(CH)記載の535品目中504種,韓国公定書(KH)記載の182品目中136品種の合計830種であった.これらについてデータベースを作成し記載事項の異同を調査した.
(2)結果:2カ国間の比較では,同一名称・同一基原(A-1),同一名称・異基原(A-2),異名・同一基原(A-3),異名・異基原であるにもかかわらず同一生薬として見做されるもの(A-4),複数の基原をもつもの(A-5),当該国のみに記載されるもの(A-6)の6つのカテゴリーに分けた.3カ国間での比較を行った結果,異同の関係が更に複雑で,3カ国で1対1で対応する生薬は76種のみであった.また同名異物,異名同物(類名,類物等を含む)として複数が複雑に対応する品目が存在し,それらは24グループに大別できた.
上記の成果については第50回日本生薬学会学術総会にて報告する予定である.また学術誌などへ公表する予定である.

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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