研究課題/領域番号 |
13672231
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
田口 武夫 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (00016180)
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研究分担者 |
伊藤 久央 東京薬科大学, 生命科学部, 講師 (70287457)
北川 理 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (30214787)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | フルオロオレフィン / ジペプチド / ラジカル反応 / ジルコノセン錯体 / イミデート転位反応 / シクロプロパン誘導体 / アミノ酪酸 / シクロペンタン誘導体 / ピロリジン誘導体 |
研究概要 |
1)生理活性ペプチドの酵素的加水分解に対する抵抗性の付与を指向したフッ素オレフィンの合成法の開発に関しては、昨年度の実績として5位に水酸基のデプシペプチドイソスターについてオレフィンの立体化学および不斉中心である2位と5位の相対配置をほぼ完全に制御した合成法を確立した。本年度は5位水酸基の立体反転を伴ったアジド化を経由するアミノ基への変換法を確立することが出来た。さらに、出発物質の段階で光学活性体を用い、5位への立体選択的なアミノ基の導入をイミデート[3.3]転位反応による新規合成法の開発にも成功した。 2)低原子価ジルコノセン錯体を用いたオレフィン-カルボニルカップリング反応については、昨年度までの知見を踏まえて、本反応をオレフィン部とカルバメート部を有する環状基質に拡大して詳細に検討した結果、アザビシクロ環化合物や含窒素ベンゾ縮合環構造の効率的合成法を確立した。 3)ヨードメチルシクロプロパン誘導体をホモアリルラジカル前駆体とするラジカル付加環化反応に関しては、基質のシクロプロパン環上にエステル基とホスホノ基またはスルホニル基を有する非対称置換型のヨードメチル体を用いた場合にこれらの置換基について比較的高い立体選択性をもってラジカル付加環化反応が進行することを見い出した。
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