研究課題/領域番号 |
13672370
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
木村 伸也 愛知医科大学, 医学部, 助教授 (40251293)
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研究分担者 |
佐藤 啓二 愛知医科大学, 医学部, 教授 (20178726)
橋詰 玉枝子 愛知医科大学, 医学部, 助手 (60329810)
大川 弥生 国立長寿医療センター, 生活機能賦活研究部, 部長(研究職) (20168876)
内富 庸介 国立がんセンター研究所, 支所・精神腫瘍学研究部, 部長(研究職)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | リハビリテーション / がん / 国際生活機能分類 / 障害 / QOL / ADL / 生活機能 / 全身体力消耗状態 / リバビリテーション |
研究概要 |
平成13年度: WHO国際障害分類第2版(ベータ2案)「生活機能、障害と健康の国際分類」の心身機能・構造、活動、参加、環境因子の各コードに基づき、同時に既存のがん患者に用いられるQOL評価法を参考として、評価記録用紙予備案を作成した。癌患者及び他の疾患・障害(脳卒中、脊髄障害、骨関節疾患、神経筋疾患等)を対象として2人の検者によって予備案を用いた評価を行った。問題が指摘された使い易さについて、項目とスケールを再検討・修正した。 平成14年度: 平成14年8月に発表された、WHO国際生活機能分類での変更を取り入れて作成した評価・記録用紙第一次案を用いて、癌、脳卒中、脊髄障害、骨関節疾患、神経筋疾患等25例において、のべ6人の検者による評価を行った。検者間信頼性、再現性は良好(κ>0.6)であった。既存の「包括的QOL評価法」による結果とも高い一致率を示した。癌と他の疾患を比較した結果、心身機能でコード分布に差が認められた。活動・参加については疾患種別を問わず、生活機能低下の程度を反映したコード分布が得られた。以上より、本評価法の信頼性、妥当性および臨床的な有用性が示唆された。 平成15年度: 癌患者の「生活機能と障害」評価法の最終版を作成した。50例のリハビリテーションプログラムを立案・策定する上での実用性についてのアンケートを行い肯定的な評価が得られた。
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