研究課題/領域番号 |
13672446
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎・地域看護学
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研究機関 | 神戸市看護大学 (2002-2003) 群馬大学 (2001) |
研究代表者 |
林 千冬 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60272267)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2001年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 看護補助者 / National Vocational Qualification / ケアワーカー / 教育研修 / 英国 / 介護職 / NVQ / 実践能力 / 業務範囲 / 看護職 / イギリス / 業務分担 / 養成教育 / 看護婦 / 看護系大学 / 社会人入学 |
研究概要 |
英国においては、1980年代半ばから労働力の標準化と質的向上を目的に、NVQ(National Vocational Qualification in Health Care)というユニークな資格制度が整備されてきた。 本研究では、英国側調査として、まずは、NVQ養成の担当者と受講生、NVQから大学の看護師養成課程に進学する機会を得たNVQ経験のある学生を対象に、NVQ養成をどのように評価しているかについてのインタビュー調査を実施した。次に、NVQ養成担当者とHCA/NVQの双方を対象に、HCA/NVQの教育内容とシステム、教育の成果に対する評価、看護師とHCA/NVQとの協働の状況、業務項目ごとのHCA/NVQのCompetencyレベルの評価と将来的に期待するレベルについても尋ねた。 一方、日本側調査では、介護職員の多数配置されている介護老人保健施設において、介護職員の教育研修ならびに業務について、看護職員と介護職員との双方に現状とあり方を尋ねるインタビュー調査と質問紙調査を実施した。 日英双方における調査結果の比較から、英国においては、日本以上に(1)介護職員自身が教育担当者として自立していること、(2)看護職者の業務は薬剤管理やマネジメントが中心であるため、介護職は看護職との業務分担についてのジレンマが少ないこと、(3)ただし、それゆえに待遇面で不満が大きいことなどが確認された。 他方、日本においては、英国と比べて、看護職との業務区分があいまいなままに、介護職の業務範囲が拡大し、かつ施設間格差も大きいこと、(2)介護職の養成制度が複雑で、教育研修が標準化されていないこと、(3)介護職員養成への看護職の関与が不十分であることなどが確認された。
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