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看護分野における国際協力活動の基準作成に関する研究-効果的な協力活動のための業務評価枠組みの開発-

研究課題

研究課題/領域番号 13672493
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関神奈川県立衛生短期大学

研究代表者

田中 博子  神奈川県立衛生短期大学, 助手 (50279791)

研究分担者 森 淑江 (森 俊江)  群馬大学, 医学部・保健学科, 教授 (90150846)
柳澤 理子  三重県立看護大学, 看護学部, 助教授 (30310618)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード国際看護 / 青年海外協力隊 / 看護業務 / アセスメント / 目標設定 / 国際協力 / 看護 / 活動評価 / 評価枠組み
研究概要

平成13年度では、青年海外協力隊看護師隊員報告書の分析から隊員が行った業務とその評価、前任隊員と後任隊員での業務の継続性について分析した。その結果、隊員は活動評価を主観的に行っている傾向があること、「評価」に焦点を絞った記載ができにくい状況があることが明らかになり、目標に沿った評価が必要であると考えられた。目標立案するためには現場のアセスメントが欠かせないことから、隊員OGの意昆を反映させアセスメント試案を作成した。
平成14年度は、アセスメント試案にさらに改良を加え、新任隊員が着任後に現場での使用に耐えうるものにすることを目的とした。赴任後半年を経過した13カ国に派遣された隊員21名のうち、研究協力に同意が得られ、データ分析が可能な10名からの意見をもとに改良点を明らかにした。
意見を分析した結果、作成したアセスメント枠組み試案に対する否定的意見は無く、「使いやすく、有効である」という意見が複数の隊具から記載されていた。アセスメント枠組み試案の改良点としては、「I.基本情報」の記入について負担感があるため、赴任前の訓練・研修期間中に日本で入手できる情報を整理することを提案したい。次に、統計データ記入方法については、日本の統計値をあらかじめ印字しておくと現場の状況が理解しやすいとの意見から、改良していきたいと考える。「看護実践」の項の記入は、項目立て方に、抽象的との意見が1件あった。看護実践は、国・地域により多様性が大きいため、細かく項目立てすることは逆に情報整理がしにくくなることが想定される。このことを踏まえ、隊員自身が派遣国の看護実践に応じて、項目立てが追加可能な個所を設けた様式にした方がよいと考える。このアセスメント枠組み試案は、赴任後間もない看護職隊員に活用されることで、情報の整理・分析を効果的に進めることに役立つ可能性があると考える。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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