研究課題/領域番号 |
13680008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
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研究機関 | 筑波技術短期大学 |
研究代表者 |
和久田 哲司 筑波技術短期大学, 鍼灸学科, 助教授 (80299817)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 視覚障害者 / 漢籍講読法の開発 / 漢籍の日本コードへの変換 / 音声読みと漢点字による認識 / 鍼灸・手技療法史学 / 伝統中国医学の受容 / データの作成と集積 / ホームページでの資料公開 / 視覚障害者のための漢籍購読 / 外来漢籍の日本コードへの変換 / 漢籍資料のテキストファイル化 / 鍼灸史学・手技療法史学 / 按摩、マッサージ、鍼灸 / 古代中国医学 / インターネット / 視覚障害者のための漢籍講読 / 中国・台湾古典文献 / インターネット利用 / 鍼灸・手技療法史 / アーユルヴェーダ医学 |
研究概要 |
1 視覚障害者のための漢籍講読法の研究: 従来、視覚障害者にとって大きな障害であった鍼灸・手技療法に関する医学典籍を直接解読する方法を開発した。音声と点字プリントによる方法である。この方法によって、この分野での視覚障害者の認識法を確立した。その方式は、具体的には以下の通りである。 (1)漢籍を日本語漢字テキストファイルにする。 (2)このテキストファイルを種々の音声化ソフトで読み上げる。 (3)音声化できない文字は、漢点字化して点字プリントする。 以上の2方法を併用することによって、ほぼ漢籍資料を講読することが出来る。 上記の研究方法を踏まえて、 2 鍼灸・手技療法の史的考察: 鍼灸・手技療法に関して、我が国の古代から近代にわたる中国、ヨーロッパからの受容状況を考察した。特に、我が国において視覚障害者が鍼灸・手技療法の発展に果たした役割を明らかにするために、鍼の材質や形状の変化、あるいは刺鍼方式の経緯について検討した。 3 これまでに集積したテキストファイル化した漢籍資料を、特に視覚障害者を念頭において、インターネットのホームページ上に公開した。また、関係漢籍や古文献などへのリンク先を紹介して、この分野での研究の便宜を図った。
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