研究課題/領域番号 |
13680029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
加賀 勝 岡山大学, 教育学部, 助教授 (40185707)
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研究分担者 |
鈴木 久雄 岡山大学, 教育学部, 助教授 (30135967)
高橋 香代 岡山大学, 教育学部, 教授 (60163250)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 発育・発達 / 体育授業 / 骨 / 日常生活活動量 / 体力・運動能力 |
研究概要 |
平成13年度は、身長・体重・脛骨長などの形態的発育と骨脆弱度の関連について調査、検討した。その結果、小学校期後期から中学校期にかけては、骨強度の獲得が形態的発育過程に追いついていない相対的な骨脆弱期となることを明らかにすることができた。この成果は英文により、JBMM (Journal of Bone and Mineral Metabolism)「Ultrasound assessment of tibial cortical bone acquisition in Japanese children and adolescents」として研究論文にまとめた。 平成14年度は、体力・運動能力の発達に体育授業を含む日常生活活動量が及ぼす影響についてまとめた。これは、日本小児科学会雑誌「成長期における日常生活活動量の体力・運動能力に及ぼす影響」として研究論文にまとめた。 平成15年度は、発育発達段階にある青少年の運動実施状況について明らかにすることができた。この結果は、日本小児科学会雑誌に「青少年期における運動実施頻度の二極化について」として投稿し、平成16年4月発行予定(現在印刷中)となった。さらに、中学生のスポーツ活動が他の学校期に比べて多くなること、骨折率につい下も他の学校期に比べ高率となることから、量的・質的に高強度なスポーツ活動を実施する中学生について、スポーツ活動と骨強度・骨折との関連について調査し、第23回(平成15年10月、京都女子大学)スポーツ教育学会に発表した。 これらの運動実施状況の調査および運動が身体におよぼす影響に関する結果から、現行の小学校から孝行までの体育授業の構成について、新たな提案を報告書としてまとめた。
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