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トレーニング期間の違いとそれらの免疫応答の違い

研究課題

研究課題/領域番号 13680052
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

小川 芳徳  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (70142479)

研究期間 (年度) 2001 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2001年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードマウス / 遊泳トレーニング / 貪食能 / リンパ球 / GM-CSF / 脾臓 / 遊泳運動 / トレーニング / BM-CSF / 脾臓重量 / 貧食能 / 過酸化水素産生能 / 運動 / 顆粒球 / 白血球 / リンパ球サブセット / 単球
研究概要

一過性の運動により生態防御系は変動をきたすが、継続的な運動習慣により安静時の生体の防御機構が高進するか否かは興味のあるところである。マウスを対象にして遊泳運動を負荷した際の感染に対する抵抗力はトレーニング群の生存率が対照群のそれを上回った。本研究は(1)リンパ球細胞数の変化、(2)顆粒球細胞の貪食率と過酸化水素産生能、そして(3)サイトカインに注目し、トレーニングに伴う生態防御系の動態を調べることを目的とした。方法:被検動物はマウスddY5〜7週齢のオスを用いた。トレーニングは遊泳とし、1時間/回、4-5回/週とし、トレーニング期間は0.5ヶ月、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月とした。水温は36〜37℃であった。マウスは、トレーニング群のほかに対照群と温水浸漬群を設定した。その結果、遊泳トレーニングにより脾臓重量は増大した。血中のリンパ球サブセット(CD3,CD4,CD8,CD19)に対する長期間トレーニングの影響は統計的に有意な変動は見られなかった。蛍光ビーズの貪食はトレーニング群で高まる傾向にあったが、定量的には有意な変化は見られなかった。過酸化水素産生能にも変化がなかった。血中のGM-CSFは不変であった。脾臓組織のIL-6の変化も明確な違いは見られなかった。今回のトレーニングで統計的に有意に変化したのは脾臓重量だけであった。一方で、生体防御機構の機能的な側面は不変であったことから、脾臓重量の増大が生体防御に有意味な変動なのかは不明である。

報告書

(4件)
  • 2003 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2002 実績報告書
  • 2001 実績報告書

URL: 

公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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