研究課題/領域番号 |
13680055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
宇佐美 隆憲 東洋大学, 社会学部, 教授 (70184463)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2001年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | フィールドワーク / スポーツ人類学 / スポーツ技術 / 内側からの視点 / 外側からの視点 / 民族誌 / 民俗誌 / 歴史性 / ポスト・コロニアリズム / 認識 / スポーツ文化 |
研究概要 |
本研究は、これまでスポーツ人類学で使われてきたフィールドワークの方法を検討し、新しい視点と方法を提供することを目的としている。本研究を実施するために、茨城県の延方相撲と和歌山県の御船競漕を事例分析した。また事例分析の他に、スポーツ人類学のフィールドワークの方法の概要とフィールドワークの考え方、さらにスポーツ集団を分析するための方法について検討した。 その結果、以下のような結論を得ることができた。(1)スポーツ人類学のフィールドワークは、スポーツ集団とそれを取り巻く社会に分けて、別々に調査しなければならない。(2)スポーツ集団については、スポーツ技術やその習得方法、またスポーツする人々の認識など、その集団内部にいる人々の考え方を調査する。(3)スポーツ集団を取り巻く社会については、社会構造に基づいて組織や制度とこれに関係する人々の認識など、広範囲にわたって調査する。(4)スポーツ集団に対するフィールドワークの方法は、「選手とコーチ」や「個人と集団」を対象にしながら、コミュニケーション理論に基づく調査を実施する。(5)スポーツ集団を取り巻く社会のフィールドワークは、社会人類学がこれまでに実施してきた方法が役に立つ。(6)このような2つの視点と方法からのフィールドワークは、対象としたスポーツを具体的に記述することが可能になるとともに、スポーツ人類学における民族誌の記述が他の人類学とは異なる独自性を提供することにもつながる。以上が最終的な結果の概要である。
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